フリーランスエンジニア

実績なし・経験なしからフリーランスになる方法

フリーランスになりたいけど、「大した実績もないからなぁ…」「実務経験もないしなぁ…」と悩んでいるデザイナー・エンジニア・学生に向けてこの記事を書いています。

フリーランスになるためにやるべきことは、実績をつくることに全力を尽くすことです。

僕は、就職せずにフリーランスとなり活動しているので、実績なし・経験なしの状態から具体的にどうしたらよいか説明できると思っています。

実務経験ゼロ・実績ゼロからフリーランスになるには、実績をつくる必要があります。この記事では、僕が実績をつくるのにやってきたことをご紹介したいと思います。

この記事を読み終えると、フリーランスを目指す人がどのように実績をつくれば良いわかると思います。

実務経験ゼロならインターン・バイトで実践経験を積む

実績も経験もスキルもないなら、基礎を勉強してから、アルバイトやインターンをすると良いです。

もし自分がお仕事を発注する人だと考えてください。例えば、「Webサイトつくりたいなー」と思った時に、スキルや実績のない人にお願いしませんよね。だからスキルを身に着け、実績をつくることが重要なのです。

実際の現場でしか学べないことがある

もちろん本やスクールで学べることはたくさんあるけど、実際の現場でしか学べないこともあります。

例えば、Webサイトの保守の仕方、プログラミングなら人が読みやすいコードの書き方、チームでどうやって共同作業するのか。これらはひとりで学習していてもなかなか身に付けるのが難しい知識です。

独学で勉強したら、インターンやアルバイトでも良いので、実際にお仕事してみることが大切です。

はじめは無給や低賃金でも良い

この時点で無給や低賃金でも気にする必要はありません。あなたの目標がフリーランスになることであれば、スキルアップとともにあなたの価値は上がっていきます。

実際に、僕もWebデザイナーとしてアルバイトしていたことがあります。また、iPhoneアプリ開発の無給インターンをしていたこともあります。

実績ゼロなら知り合いの悩みごとを解決する

もしあなたに実績がないのであれば、身近な人を助けて実績をつくりましょう。

知り合いに何か提供できないか考える

知り合いや友達であれば、気軽に接することができると思います。Webデザイナーであれば、はじめて会うお客さんのWebサイトをつくるより、友達のWebサイトを作る方がはるかに簡単なわけです。

実際に、フリーランスとして活動している僕も実績がなかったころは、知り合いのWebサイトをつくったりして実績をつくりました。知り合いにハンドメイド作家の人がいましたから、Webサイトつくりませんか?とたずねました。すると、作って欲しいと言われたので、無料で制作して、実績にしました。

価値を与えるのが基本

さらにビジネスの基本は、相手に価値を与えることです。その対価として報酬をいただきますから、相手の悩みが解決できるという時点であなたは立派なフリーランスです!

経験と実績は数値とビジュアルで表現する

実績や経験は数値とビジュアルで表現できるように日頃から意識しましょう。

数字で表現できると説得力が増します。さらに実際に見せられるものがあると信頼性が増します。

実績を数字を入れて表現する

Webサイトをつくるのに3ヶ月かかるのと、1ヶ月でつくれるのとではやはり違いますよね。
制作期間がどれだけかかったのか数字で表すことで、依頼する側も安心してあなたに任せることができます。実績に数値を入れて説得力を増しましょう。

例えば、以下はぼくの実績のひとつです。

  1. 飲食店向けのSNSアプリの設計、開発
  2. RubyOnRailsでのサーバーサイド、API作成、Swiftでのアプリ開発及びアプリのUI/UXデザイン仕様、デザインから実装まですべてを担当
  3. 仕様が決まってない段階で、限られたリソースで「いま何が重要で何をすべきなのか」を意識して業務を行うことで、約90時間でプロトタイプを作成しメンバーで議論できる状態にした。アプリ開発の全行程を担当する中、約240時間でAppleStoreに公開できる状態にした。

目に見えるものを用意する

さらに、Webサイトつくれますといってもお仕事を依頼する人には伝わりません。どんなクオリティーのものがつくれるのかを伝えるために、目に見えるものを用意しましょう。

残念ながら、先の僕の実績に関しては、契約の関係上、実物をお見せできないのですが、常に公開できる実績を用意するようにしましょう。

まとめ

実績がないからできないっというのは甘えです。はじめから実績がある人なんていません。実績は作り出すものです。実績をつくるまでがとても大変ですが、負けずにがんばりましょう。実績さえできれば、信頼される人になり、お仕事も舞い込んできます。

・スキルもゼロなら勉強しつつインターン・バイトで実践経験を積む

・知り合いの悩みごとを解決することで実績をつくる

・実績は数値とビジュアルで表現する

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