「見積書の書き方がわからない!」
「見積書の書き方って、これでいいのかな?」
と悩んでいる人も多いと思います。
こんにちは!フリーランスエンジニアのシンヤです。
フリーランスエンジニアになって、何度も見積書を書いてきました。
今回、正しい書き方がわかったので、ご紹介したいと思います。
結論から言うと、見積書は、相手が納得の行くようにする書くことが大切です。
この記事を読むと、見積書の正しい書き方がわかり、受注につながると思います。
見積書とは
見積書というのは「〇〇したら〇〇円かかりますよ~」という書類です。
多くの人が、値段を伝えるだけの書類だとかるくみています。
しかし、値段を伝えるだけの書類ではありません。
「見積書とは、お客様が納得するための書類」です。
見積書を出してください
お客様が「見積書を出してください」と依頼してくる場合の意図は、2つあります。
ひとつは、単純にいくらかかるのか知りたい、もうひとつは、なぜその金額なのか知りたいという2つの意図があります。
したがって、2つを説明できるような見積書が正しいと言えます。
見積書がなぜ重要か
「そもそも、なぜ見積書が重要なの?」
見積書が「はじめてお客様にわたす書類」だからです。
テキトーな見積書を渡すのは、初恋の人に、雑なラブレターを書くのと同じようなものです。
雑なラブレターもらっても、信頼性がありませよね?
ビジネスも同じです、テキトーな見積書をもらった途端、信頼できなくなります。
見積書は、ラブレターだと思って、しっかりと書きましょう!
クリエーターは時間を売るべきではない
では、具体的にどうしたらいいのか見ていきましょう。
見積書を書く上で知っておくべき2つのエピソードがあります。
「ピカソの話」と「車のハンドルの話」です。
ピカソの話
「ピカソさん、私あなたの大ファンなんです。この紙に一つ絵を描いてくれませんか?」
https://tabi-labo.com/181228/picasso-price
ピカソは彼女に微笑み、たった30秒ほどで小さいながらも美しい絵を描きました。そして、彼女へと手渡しこう続けます。
「この絵の価格は、100万ドルです」
女性は驚きました。
「ピカソさん、だってこの絵を描くのにたったの『30秒』しかかかっていないのですよ?」
ピカソは笑います。
「30年と30秒ですよ」
このストーリーから、クリエイターは「作業時間ではなく、制作物を売るべき」だと言えます。
次に「モノを購入する人」の立場から考えてみましょう。
車のハンドルの話
例えば、車を買うとき、「ハンドルがいくら」「シートがいくら」って考えませんよね?
同じように考えると、アプリ開発でもログイン画面がいくらかと考えるのは、ナンセンスなように思えます。
Webサイトの制作でも「トップページのデザインがいくら」で「コーティングがいくら」と考えるのは、「車のハンドルがいくらか」と考えるのと同じです。
クリエイターは細かく見積もるべきではない!?
このピカソの話と車のハンドルの話を考えると、僕たちクリエーターは、細かく見積もりを出すべきではないように思えます。
実際に、僕もそう思い、細かく見積もることをしませんでした。
しかし、それは間違いでした。
見積書は細かく見積もるべき
実際に細かく見積もってみた
もしあなたが、この2つの見積書をもらったら、どっちの方が信頼できますか?
細かく見積もらている方が、信頼感を感じると思います。
見積書とは、お客様が納得するための書類です。
納得してもらうには、細かく見積もりをして、なぜその価格なのかということを伝えるようにしましょう。
まとめ
見積書を作成する時は、自分にとって正しいかどうかではなく、相手が納得するかどうか、という視点で作成するべきです。
常に、お客様のことを考えることが信頼につながります。
ぜひ、参考にしてみてください(^^)