フリーランスエンジニア

フリーランスの大変なこと3選【解決策あり】

フリーランスって大変なんじゃないの?」「フリーランスになりたいけど、やっていけるか心配…」と悩んでいる人は多いと思います。

そこで、僕がフリーランスとして活動してきて、「大変だと感じたこと」と「その対応策」をご紹介したいと思います。

僕は今まで、10社以上の会社とお仕事してきました。いろいろな業界の会社です。(アパレル系、農業系、車系、飲食系、などなど…)なので、実際の体験にもとづく「大変だったこと」を伝えることができます。

フリーランスの大変なことは、次の3つです。
事務作業
取引先とのトラブル
最新の情報をインプットすること

大変なこともありますが、解決策があります。
① 効率化できる部分は、ツールを利用して時短できます。
コミュニケーションを定期的にとることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
Googleアラート、SNS、オンラインサロンで、最新の情報を得ることができます。

この記事を読み終えると、「フリーランスの大変なこと」と「その解決策」がわかります。

フリーランスは、事務作業がじみに大変

フリーランスになると、見積書、契約書、請求書、などを作成する「事務作業」が発生します。

さらに、フリーランスは、確定申告をする必要があります。

事務作業にけっこう時間がかかる

会社員の場合は、見積書、契約書、請求書などを書くことはあまりないと思います。会社が取引をしてくれるからです。経費精算も、会社の経理部がやってくれます。

フリーランスになると、自分で取引を行う必要があります。なので、見積書、契約書、請求書などを、自分で作る必要があります。また、確定申告のために、領収書を管理する必要もあります。

契約書や見積書をつくるまえに、打ち合わせをする必要があります。

僕がそれぞれの業務にかけている時間を、ざっくりと出してみました。
・打ち合わせ 1~2時間/件
・見積書作成 1~3時間/件
・契約書作成 1~2時間/件
・請求書作成 30分/件
・経費精算  1時間/月

いかがでしょうか?1つの案件に、約4〜8時間かかっている計算になります。

しかし、心配することはありません。僕が、利用しているWebサービスを使うことで、事務作業は短時間で行えるようになります。

事務作業を時短できるサービス

見積書・納品書・請求書はMISOCAで時短

https://www.misoca.jp/

MISOCAを使うと、簡単にキレイな請求書などが作れます。

契約書は、CloudSignでサクッと

https://www.cloudsign.jp/

CloudSignを使うと、オンライン上で契約を済ませることができます。簡単に契約をすることができるので、オススメです。(取引先によっては、電子契約書がダメなところもあります。)

経費は、会計ソフトでパパっと

https://www.freee.co.jp/koji/

freeeで経費を管理しておくと、確定申告がカンタンにできます。もし確定申告が面倒だと思う人は、税理士さんに任せると安心です。freeeでは、税理士さんを紹介してもらえます。

フリーランスは、価値観の違いや認識のズレからトラブルになりやすい

異なる業種の人とお仕事をすると、トラブルになりがちです。人それぞれ「価値観」が違ったり、業種ごとに「その業界で当たり前のこと」があるからです。

「価値観の違い」によるトラブル

僕がアパレル会社で働いていた時、トラブルがありました。

僕は、エンジニアとして「面倒くさい」という感覚を大切にしています。面倒くさいことを自動化したり、そもそもそれ必要なの?と提案することがエンジニアの役割だからです。

しかし、上司の人は「面倒くさいとは何事だ!」と感じたのでしょう。「仕事なんだからちゃんとやってください」と怒られたことがあります。

「当たり前のこと」の違いによるトラブル

ある案件で、事前の合意のもと、納期を遅らせることになりました。もともと納品後の1週間後までにお支払いという契約になっていました。なので「納品後の1週間後」を、お支払い期限としてご請求させていただきました。

取引先は、「月末に支払い」だと思っていたようで 「二度と仕事したくない」と言われてトラブルになりました。「月末締めの翌月末払い(月末までに請求書を集めて、翌月末に支払うこと)」が、世間では一般的らしいです。

トラブルを未然に防ぐ対策

コミュニケーションをしっかり定期的に

トラブルが発生する理由の8割が、コミュニケーション不足だと思っています。しっかりとコミュニケーションを取るべきポイントは、次の5つの場面です。

① 契約前
② 不明確な点があった場合
③ 修正依頼を受けた場合
④ お仕事の終わり
⑤ 納品が遅れる場合

客数を減らす

フリーランスで稼いでいくなら薄利多売は絶対にオススメしない理由」で、高単価で客数を減らすことをオススメしています。そもそも取引先が少なければ、それだけトラブルになる可能性も少なくなります。

フリーランスは、常に新しい情報をインプットする必要がある

フリーランスになると、自ら学んでいく姿勢がめちゃくちゃ重要になります。

IT業界は変化が激しい

変化の激しいIT業界では、数年で技術のトレンドが変わります。IT業界では「1年前の知識は無いもの」と思った方が良いです。

エンジニアであれば、言語やフレームワークのバージョンはアップしていきますし、次々に新しい技術が登場します。デザイナーであれば、デザインのトレンドも変化していきます。

最新の情報を得る2つの方法

Googleアラート

https://www.google.com/alerts

グーグルアラートは、最新の記事をメールで送信してくれる機能です。このようにキーワードを設定できます。毎日設定したキーワードに関する最新の記事がメールで送られてきます。

キーワードの設定
メールで最新記事が届く

TwitterなどのSNS

ツイッターで、有益な情報を発信している人はたくさんいます。自分の業務に関連している人をフォローして、最新の情報をゲットしましょう。

オンラインサロンで最新の情報をゲット

今まで2つのオンラインサロンに参加してみました。サロン内では、役に立つ記事や最新の情報を共有しているので、役に立った経験があります。

フリーランスって営業は、大変じゃないの?

営業は大変じゃないの?と、疑問に思う方がいるかもしれませんが、僕は「営業をしない」と決めているので、大変ではありません。

「営業をしなくてもお仕事いただける仕組み」をつくるだけです。売るのではなくて、売れる状況をつくりだす。そのために、実績がめちゃくちゃ重要なのです!実績ができると、それが錯覚資産になります。

錯覚資産については、「錯覚資産がフリーランス成功の鍵 – 成功のスパイラルを生み出せ」でご紹介しています。錯覚資産ができると、「この人は信頼できる」「この人にお仕事を任せたい」と思ってもらえうようになります。こういう状況になると、営業はほとんど不要になります。

まとめ

フリーランスは
・事務作業をしないといけない
・取引先とトラブルになることがある
・常にインプットしていく必要がある
という点で大変です。

もちろん、辛いことばかりではありません。大変なこともありますが、フリーランスは、楽しいです。詳しくは、こちらの記事をどうぞ。

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