「Webデザイナーなんだけど、もっと稼ぎたい…」「フリーランスのWebデザイナーって稼げるの?」そんな疑問に答えていきたいと思います。
僕はツイッターで、デザイナーの方に向けて、高単価戦略をオススメしています。
デザイナーは高単価戦略をすることをオススメします
— しんやデザインエンジニア (@pentagon_tokyo) April 5, 2019
低単価で価格勝負するとどうなるか
稼ぐためには案件数が増えます
案件数の多い=良い わけではないことに注意
高単価で受注するにはどうするか
自分のデザインに付加価値をつけるしかない
実際に、僕がサポートしたデザイナーの方は、LP作成で60万円の案件を獲得しました。相場からすると、高単価だと言えます。
Webデザイナーは、次のうちのひとつでもできると「高単価戦略」を実践することができます。
① SEOに詳しくなる
② 市場を見極めて、専門知識を持つ
③ プログラミングの知識を持つ
この記事を読み終えると、Webデザイナーが「どんなスキルを身に着けたら、たくさん稼ぐことができるのか」わかると思います。
高単価戦略をする理由とは
「フリーランスで稼いでいくなら薄利多売は絶対にオススメしない理由」でも説明しましたが、Webデザイナーが稼ぐには、「安く多くを売る」をやめて「高く少なく売る」ということが大切になってきます。
では実際に、「どのようにデザイナーとして価値をあげていくのか」説明したいと思います。
結論から言うと、2つの専門分野を持つことです。1番効率良く単価を上げられる方法だと思っています。デザイン1本で勝負していくのは、不可能ではありませんが、単価をあげていくのには、かなり時間がかかると思います。
SEOに詳しいWebデザイナー
大きな企業になると、Webサイトにちゃんとお金をかけます。
企業が、Webサイトにお金をかける理由は、SEOで上位がとれるとそれだけ人に見られるからです。結果的に、お問い合わせの数が多くなったり、売上が伸びたりします。
もしWebデザイナーのあなたが、SEOで上位を戦略的にとることができれば「〇〇というキーワードで検索結果○位獲得」という圧倒的な実績ができます。ここまで具体的に数値で実績を示すことができるデザイナーは、なかなかいません。
Webデザイナーはブログ運営をすべき
「稼ぎたいデザイナーはライティングスキルを身につけるべき」でも説明しましたが、Webデザイナーは、ライティングのスキルを身に着けておいて損はありません。
自分でブログを持っておくと、それが実績になります。さらに、狙ったキーワードで検索上位を獲得できると、圧倒的な実績になります。
「WebデザイナーのためのSEO」に関しては、詳しく別の記事でまとめることにします。
市場を見極め、専門知識をもつWebデザイナー
今後、「成長するであろう分野の知識」をたくさん持っておくと良いです。
例えば、数年前は仮想通貨が大きく値上がりして、多くの仮想通貨関連の会社が設立されました。そんな中で、仮想通貨の知識を持っておくと、取引しやすかったはずです。「仮想通貨のことを全く知らないデザイナー」と「仮想通貨に詳しいデザイナー」と比べた時、発注者が「仮想通貨に詳しいデザイナー」にお仕事を依頼するのは当然です。
このように、専門的な知識を持っておくと、他のWebデザイナーには負けない価値を提供することができます。
今後、成長する市場に関しては、「時代の流れに乗って稼ぐ!フリーランス生存戦略」で紹介しています。
2020年の注目分野
まだまだ市場が大きい分野としては、これかが考えれます。
・動画
・スマートフォンのアプリ
・仮想通貨・ブロックチェーン
・AI
・IT×看護
・フリーランス市場
この中のどれかに絞って、専門的な知識をつけるのが良いと思います。
例えば、AIといっても、AIが作れる必要はありません。「どんなAIのサービスや会社があるのか」を知っておくことが、重要です。
プログラミングの知識をもつWebデザイナー
デザイナーは、エンジニアと協業することが多い職業です。2つの職種がうまく連携できるとプロジェクトはより上手く進行します。
実際に、エンジニアとして働いていて「デザイナーがもっとエンジニアのことを知っていたら上手く行く」のにという場面は多々あります。(もちろん、逆にエンジニアが、もっとデザイナーのことを尊重した方が良いと思うこともあります。)
WebデザイナーにオススメなのはVue
Webデザイナーがプログラミングをはじめるのは、難しいと思うかもしれません。しかし、HTML、CSS、jQuery が書けるのであれば大丈夫だと思います。デザイナーの方にオススメしたいのが「 Vue.js 」です。
Vue.js は、HTMLに埋め込むように書けるので、かなり始めやすいと思っています。
Vue.js が書けるとフロントエンドエンジニアとの連携が取りやすくなります。連携がとりやすくなると、価値を生むことができます。なぜなら、コミュニケーションのコストが削減できたり、エンジニアが実装しやすいデザインを提案できるからです。
まとめ
フリーランスのWebデザイナーが価値を上げるには、以下の3つの戦略をオススメします。
① SEOに詳しいWebデザイナーになる
② 市場を見極めて、専門知識を持つ
③ プログラミングの知識を持つ